この記事は以下のVAN9005の通知を受け取ったプレイヤーに向けた内容です。
2023年7月10日より、お使いのPCではVALORANTが動作しなくなります。この問題に対処するには、適切な対応を取る必要があります。
BIOS モードをUEFIに変更し、TPM 2.0を有効にするのが最も望ましい解決方法ですが、それらの機能をあなたのPCで利用できない場合は、仮想化ベースのセキュリティ(VBS)を無効にすることで引き続きWindows 10でVALORANTを動作させることができます。
手順1:自分のシステムがUEFIモードとTPM 2.0をサポートしているか確認する
- まずWindowsキーを押します。
- 次にmsinfo32と入力し、Enterを押すと、システム情報のウィンドウが開きます。
- 左パネルにあるシステムの要約をクリックします。
- 右側のパネルを下にスクロールして、BIOS モードの項目および値を見つけます。
- 値がUEFIになっているBIOS モード
- まずWindowsキーを押します。
- 次にtpm.mscと入力し、Enterを押します。
- TPMがサポートされていない、または無効になっている場合は、以下のような画面が表示されます。
サポートされている場合は、以下のような画面が表示されます。- 状態:TPMは使用する準備ができています。
- 仕様バージョン:2.0
手順2:UEFIモードに変更し、TPM 2.0を有効にする
UEFIモードおよびTPM 2.0がお使いのPCでサポートされている場合は、両方の設定を有効にします。
両方の設定を有効にすれば作業は完了です。VBSが有効であっても、次回VALORANTを起動した際に通知は表示されなくなります。
注意:BIOS設定の変更について
BIOSの操作に慣れていない方は、専門の方にご相談ください。BIOSの設定を間違えると、PCが起動しないなどの問題が起きる可能性があります。
またBIOSはPCやマザーボードのブランド、種類によって大きく異なるため、お使いのPCまたはマザーボードのメーカーサポートにお問い合わせいただくことを強く推奨いたします。
UEFIモードへの変更
比較的新しいコンピュータであれば、UEFIモードがデフォルトで有効になっている可能性が高いですが、BIOSの設定がレガシモードになっている場合は、UEFIモードへ変更する詳細についてメーカーにご確認ください。
TPM 2.0の有効化
注意:本ガイドの内容は、ライアットゲームズが管理・所有するものではないため、ご自身の責任でご利用ください。
TPM 2.0を有効にする方法に関しては、以下のページをご参照ください。
TPM 2.0を有効化する方法に関するMicrosoftのページはこちら:https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/pc-で-tpm-2-0-を有効にする-1fd5a332-360d-4f46-a1e7-ae6b0c90645c#bkmk_enable_tpm
手順3(手順2が実行できない場合):VBSを無効にする
UEFIおよびTPM 2.0がお使いのPCでサポートされていない場合、引き続きVALORANTをプレイするにはVBSを無効にする必要があります。
VBS(仮想化ベースのセキュリティ)を無効にする方法
まずVBSが有効になっているかを確認します。
- Windowsのスタートメニューからmsinfo32を検索し、Enterキーを押してシステム情報を開きます。
- 右側のパネルを下にスクロールして、仮想化ベースのセキュリティ見つけます。有効と表示されていればVBSは動作中です。
有効と表示されている場合は、以下の手順に従いVBSを無効にします。
- コマンドプロンプトを「管理者として実行」します。
- 以下のコマンドを貼り付け、Enterキーを押します。
bcdedit /set hypervisorlaunchtype off
- PCを再起動します。
- msinfo32でシステム情報をもう一度開き、仮想化ベースのセキュリティが無効になっていることを確認します。依然として有効になっている場合は、コア分離(HVCI)も無効にする必要があります。
コア分離(HVCI)を無効にするには
- Windowsのスタートメニューからコア分離を検索し、Enterキーを押してデバイスのセキュリティ設定を開きます。
- メモリ整合性をオフに切り替え、PCを再起動します。
TPM 2.0を有効化、もしくはVBSを無効化のどちらかを行ったあと、VALORANTを起動し通知が表示されないことを確認してください。依然として通知が表示される場合はプレイヤーサポートに連絡し、これまで実行した手順を簡潔にお伝えください。