ゲーム中に「エラーコード 29」と表示された場合、Windows ファイアウォールとVALORANTとの間に何か問題が発生している可能性があります。OS内蔵の保護機能とその他のアンチウイルスソフトを併用している場合は、さらに複雑な問題になるかもしれません。幸いにも、このエラーコード29には基本的な解決手順が用意されているので、ここでご紹介します。
まず初めに、Windows ファイアウォールがVALORANTを認識し、通信を許可しているかどうかを確認しましょう(この手順が特に重要です)。以下の手順に従って確認してください。
- Windowsの検索バーに「Windows Defender Firewall」と入力し、表示された項目をクリックする。
- ファイアウォールによるアプリケーションの許可をクリックする。
- 設定の変更をクリックする。
- まずリスト上に存在するVALORANTとRiotクライアントのエントリをすべて削除し、その後別のアプリの許可ボタンから新しく追加する。
- C:\Riot Games\VALORANT\live\VALORANT.exeを参照し、「追加」をクリックしてアプリの通信を許可する。
- 許可されたアプリのリストから、VALORANTのすべてのチェックボックスをオンにして、下部の「OK」ををクリックする。
- 上記と同じ手順でC:\Program Files\Riot Vanguard\vgc.exeを参照して専用アンチチートのエントリを追加し、OKをクリックする。
- 同様の手順で今度はC:\Riot Games\Riot Client\RiotClientServices.exeを参照してゲームランチャーのエントリを追加し、OKをクリックする。
その他の有効な解決法としては「ゲームを管理者として実行しているかどうか確認する」、「お使いのアンチウイルスソフトがゲームに干渉していないか確認する」といったものが挙げられます。
アンチウイルスソフトの検査対象の設定は、VALORANTアプリケーションを除外リストに追加することで変更することができます。除外リストに追加する際にアンチウイルスソフトより要求されるVALORANTアプリケーションの場所は、通常以下になります。
- C:\Riot Games\VALORANT\live\VALORANT.exe
- C:\Riot Games\VALORANT\live\ShooterGame\Binaries\Win64\VALORANT-Win64-Shipping
- C:\Riot Games\VALORANT\live\Engine\Binaries\Win64\UnrealCEFSubProcess.exe
- C:\Riot Games\Riot Client\Riot Client Services.exe
- C:\Program Files\Riot Vanguard\vgc.exe
VALORANTを上記とは別の場所にインストールした場合は、その場所を指定する必要があります。
また、「ゲーム自体を再インストールし、以前のように管理者として実行されるようにする」という最終手段も存在します。
上記の解決法をすべて試してもまだ問題が発生する場合は、下のボタンからサポートにお問い合わせください。