問題の解決をお手伝いする上で、担当者があなたに特定の情報の提供をお願いする場合があります。VALORANTがクラッシュすると関連データが自動で担当チームに送信されるようになっているため、ある程度の情報まではこちらで把握することができますが、より詳細な原因の究明と改善のため、そして何よりも皆さんを早く戦場に復帰させるために、追加の情報が必要になることもあるのです。お問い合わせの返信でサポート担当者からログの提供を求められた場合、その種類に応じて下記の手順でログを取得し、送信してください。
ユーザーログ
まずは、ご自身についての情報の取得方法です。「ユーザーログ」は以下の手順で取得できます。
- まずWindowsキーを押します。
- Windowsの検索バーに %localappdata%\VALORANT\saved の文字列をコピー&ペーストします。
- 検索結果に「Logs」という名前のフォルダが表示されます。
- このログフォルダをデスクトップ上にコピー&ペーストし、コピーしたフォルダを右クリックします。
- 右クリックメニューから「送る」をクリックします。
- そこからさらに「圧縮(zip 形式)フォルダー」を選択します。
- 作成されたzipファイルをお問い合わせに添付して、プレイヤーサポートにお送りください。
プロセスリスト
「プロセスリスト」という名前だけ聞くと難しそうですが、実際は単にPC上で実行中のソフトウェアを記した一覧表に過ぎません。VALORANTに干渉するプログラムも存在するため、このリストを確認することで問題の原因を特定できる場合があります。「プロセスリスト」は以下の手順で取得できます。
- まずWindowsキーを押します。
- 検索バーに cmd と入力してEnterキーを押すと、黒い背景に白い文字が表示されたウィンドウが表示されます。
- 次の文字列を(引用符も含めて)すべて選択し、コピーしてください。 tasklist /v >"%USERPROFILE%\desktop\Process.txt"
- コマンドプロンプト(黒背景に白文字のウィンドウ)を右クリックし、「貼り付け」を選択してペーストしてください。この際ショートカットキー(Ctrl+Vキー)は使用しないでください。
- Enterキーを押します。
- プロセスリストがテキストファイルに書き出されるまで10秒ほどお待ちください。
- デスクトップ上に「Process.txt」というファイルが出力されます。
- 出力されたProcess.txtをお問い合わせに添付してお送りください。ただし、テキストファイルの中身をお問い合わせの文面に直接ペーストされるのはお控えください。これでは上手くいかない場合があります。
Networkinfo ログ
「Networkinfo ログ」は、あなたのネットワークに関する情報が必要な時に提供を求められるもので、インターネット接続に干渉しているものがないかを調べるために使用されます。「Networkinfo ログ」は以下の手順で取得できます。
-
まずWindowsキーを押します。
検索バーに cmd と入力して、Enterキーを押すと、黒い背景に白い文字が表示されたウィンドウが表示されます。 - 次の文字列を(引用符とカッコも含めて)すべて選択し、コピーしてください。 (ipconfig /all & ping www.google.com & netsh firewall show config & netsh interface ipv4 show subinterfaces & netsh interface ipv4 show ipstats) > "%USERPROFILE%\desktop\NetworkInfo.txt"
- コマンドプロンプト(黒背景に白文字のウィンドウ)を右クリックし、「貼り付け」を選択してペーストしてください。この際ショートカットキー(Ctrl+Vキー)は使用しないでください。
- Enterキーを押します。
- コマンドの実行が完了するまでしばらくお待ちください。完了すると、パスの末尾に点滅するカーソルがついた状態で新しい行が表示されます。念のためきっちり60秒間お待ちください。
- デスクトップ上に「NetworkInfo.txt」というファイルが出力されます。
- NetworkInfo.txtを開き、コマンドが正しく実行されたかご確認ください(もしファイルの内容が一行だけだった場合は失敗しています)。
- 正しく実行できていることが確認できたら、NetworkInfo.txtをお問い合わせに添付してお送りください。
DirectX 診断ログ
「DirectX 診断ログ」は、現在お使いのシステムのハードウェア構成を確認するためのものです。世界中のハードウェアの情報を眺められるなんて…担当者がちょっと羨ましいです。担当者がちょっと羨ましいです。失礼、脱線してしまいました。「DxDiag」(「DirectX 診断ログ」の略称です)は以下の手順で取得できます。
- まずWindowsキーを押します。
- 検索バーに dxdiag と入力してEnterキーを押します。
- 「DirectX 診断ツール」が開くので、「情報をすべて保存」ボタンをクリックします。
- ファイルの保存場所を選びます(「デスクトップ」など)。
- 保存したDxDiag.txtをお問い合わせに添付してお送りください。
Riotクライアントのログ
クライアントそのものに問題が発生している可能性もあります。Riotクライアントのログは以下の手順で取得できます。
- まずWindowsキーを押します。
- Windowsの検索バーに %localappdata%\Riot Games\Riot Client の文字列をコピー&ペーストします。
- 検索結果に「Logs」という名前のフォルダが表示されます。
- このログフォルダをデスクトップ上にコピー&ペーストし、コピーしたフォルダを右クリックします。
- 右クリックメニューから「送る」をクリックします。
- そこからさらに「圧縮(zip 形式)フォルダー」を選択します。
- 作成されたzipファイルをお問い合わせに添付して、プレイヤーサポートにお送りください。
Vanguardのログ
Vanguardはゲームから悪質行為を排除するためのプログラムですが、予期せぬ問題を引き起こしかねないこともまた事実です。Vanguardのログは以下の手順で取得できます。
- まずWindowsキーを押します。
- Windowsの検索バーに C:\Program Files\Riot Vanguard と入力(またはコピー&ペースト)して検索します。
- 検索結果に「Logs」という名前のフォルダが表示されます。
- このログフォルダをデスクトップ上にコピー&ペーストし、コピーしたフォルダを右クリックします。
- 右クリックメニューから「送る」をクリックします。
- そこからさらに「圧縮(zip 形式)フォルダー」を選択します。
- 作成されたzipファイルをお問い合わせに添付して、プレイヤーサポートにお送りください。